磨かれる能力
H医大に『外泊』して帰ってきました。
アルギニンを点滴して、
アンモニア急降下 27 でした。
最近は点滴が即、効いてくれるので、
1泊入院が多いけど、
夜中の時間外受診、の
独特な雰囲気のなかで、
消灯後の病棟のベッドに拓斗を運ぶとき、
いつも、
不安のない時はありません。
拓斗に明日はくるかな。
このまま目が覚めない日はいつかくるかもしれない・・・。
でも、
今日もちゃんと朝がきました。
人生が毎日『冬』であっても、
拓斗がそばにいてくれさえすれば、
寒さやつらさを感じることはありません。
特殊な病気の子どもと、
特殊な毎日を10年も続けていると、
ある種の感覚が鋭くなってきます。
なにが、という理由はないし、
元気そうにみえるけど、
な~んとなく、拓斗から発するオーラから、
そろそろ、吐いてアンモニアがあがるかな、と
嫌な予感があります。
最近では、
点滴が漏れる前から、
「これは、もれるな」というオーラもキャッチするようになりました。
先生がようやく点滴のルートをとった直後に、
もれてもないルートを、
「これはもれるからやり直して欲しい」
とは言えないし、
もれてもないのに、
「この後、もれます!」なんて言い出したら、
ママ、かなり不気味な人、と思われて怖がられるかな~。
でも、ママの感覚は外れないんだけどね。
今日のおみやげは
パンパンに腫れ上がった拓斗の右手。
生きぬいている勲章です。
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